「はあ? 頭おかしくなったの?? フランスの学校だよ!!
それに……皐月の両親がそんなに簡単に納得するわけないし…代わりになんてどーやっていくのよ! 無理に決まってるじゃない??」
「だから……受験するんだろ!! ほら、この間の知り合いのハリウッドのヘアメイクさんと連絡とってるなら受験くらいできそうじゃない!!」
俺の考えに心底あきれ返った梓さんは大きなため息をまたついた。
「そんなの無理!!」
「やる前から無理とか決め付けてんなよ!!とにかく俺は今日行けないけど…ヨウちゃんとあってその事さりげなく相談してみたらいいよ!!」

