「えっーーー!! 」 「声がでかいよ!!」 昼休み中庭に逃げ込み昼飯にありついた俺は昨日の状況を話した。 「接近禁止令ってどうするの?? そもそも……その事、皐月に会わずに話すっていってもどーするの?……まったく皐月には星くんって甘いんだから!!」 俺の話を聞いて呆れ果てた梓さんはお弁当のおかずを口に運んだ。 「面目ない。…けど、剣道大会を前にしてさすがに言えなかった。」 はあ……と大きなため息をつき梓さんはふくれながら俺にいった。