不安な気持ちを拭えないまま時間だけがすぎていくなかようやく1日を追え迎えにきた甲原さんはいつになく険しく目が座っている。 しかも自宅に帰るコースとは違う道を車で駆け抜けついた場所は皐月のお祖父様のいる別荘の前で停車するといきなりタブレットを渡された。 「この事について説明してください。 すでに奥さまもご主人様にも伝わり大変な騒ぎとなってます。 ひとまずこちらに身を隠しますがその前に会長に自分からご説明ください。」