「あれ、高良くんじゃない? あの横の子湯元皐月ちゃんよ!」 「あっちは……蓮雪梓ちゃんと持田 暢紀くんよ」 私達を見ながら周囲が黄色い声をあげ始めた詰めより始めた。 「ヤバイ!! とりあえずここは二手に分かれて逃げよう!!」 その声を聞き更に店の中に人がなだれこんでくるなか星くんはしっかり私の手を握りしめ強引に外にでるとそのまま店を後にした。 どこまで走ってきたかわからないけど…近くの公園の遊具に隠れなんとか追っ手をまいた。