星くんの言葉に私は手を払いのけた。 「そんなことないよ…。 今まで私、体力使わなかったからこのくらいがちょうどいいっていうか………それより進路の話。」 話をはぐらかしたのにいかにもムッと顔色を変えた。 「そうそう…星くんほら、自分で言いなよ!」 梓ちゃんはすっかり星くんのママみたいにせかした。 「わかってるよ!! 」 煙たそうな感じで梓ちゃんに返して話そうとしたときだった。