いつもより朝早く起きてなるべく剣道の稽古にそなえて学校にいくと傷やあざだらけの私にヨウちゃんが驚く。 「どーしたの??そのキズやアザ?? 大丈夫??」 言われると思っていたから軽くかわす。 「大丈夫。 剣道大会にでるから稽古が厳しいだけだよ。」 「け……剣道大会にでるの?? 」 「うん、やるからにはとにかくちゃんとやりたいしね。」 「そっかあ……高良くんとかも心配してたよ。 突然だったからお祖父様とかが無理強いさせてるのかな?とか…。」 「それは……ないよ。」