篠山くんは納得出来ずに単さんをその群れから引き剥がしもめている声がフラッシュの音と歓声に混ざり聞こえてきた。


「ふざけるなよ!!」


「ふざけてないわ!!」


単さんと篠山くんのいいあいにわって入ったのはーーーー。


「高良君と湯元さんだっけ……どうやら魂が入れ替わってるみたいだよ。」


笑顔を崩さず喜多くんは二人に言い切った言葉はこのときの私達には微かにしか届かない。



「何言ってるの?? そんなわけわかんないことあるわけないじゃない!!」


どうやら単さんは喜多くんの言葉を否定しているようにみえたが、篠山くんはその言葉を再度聞き返した。