「よ……ヨウちゃん……。」 みんないっせいに固まる中ヨウちゃんはズタズタになった衣装を引っ張りだした。 使える物がないほど全ての衣装が無惨な姿で切り裂かれていた。 「もう……やめて!!ヨウちゃん…。」 その様子をみて梓ちゃんが見ていられなくなったのかヨウちゃんの背後に抱きついて背中に顔を埋めた。 「……き、棄権。そうだ…棄権しよう…。」 その様子にまるでCMのキャッチフレーズのように棄権という言葉を力ない声で呟いた。