二人は俺の呼びかけに笑顔でむかえるとそれぞれ大きい袋から衣装をとりだした。 「遅かったね??なんかあったの??」 皐月から預かった衣裳を受けとりたずねた。 「うん、実は成績発表があってちょっとおちこんじゃってさー。 さすがにまずいと思って梓さんに勉強教えてもらってたんだ。 あっ、成績落としちゃって皐月ごめんなー!!」 皐月に深く謝ると皐月はなぜかぷっと吹き出した。 「やっぱり…小春さんがいった通りだー。」