胸をえぐり脳裏にどんよりとした霧ともに遠い記憶がよみがえる。 お祖母さまがなくなった日…私はただ横たわるお祖母さまの横で泣いていた。 どうしても聞きたいってわがままいったからお祖母さまはご病気の体にムチをうちひいてくれた。 お祖母さまの思い出の曲………。 その曲をひいてるお祖母さまの安らかな笑顔が好きだった。 だけど…鍵盤の上にお祖母は崩れおちてそのまま目をあけることはなかった。 悲しくて泣いてる私をお母様もお父様もその場から連れていった。 お祖父様の見送る姿が遠くなって………。