空では何もなかったようにくもりがかった空の隙間から輝いていた。
「なんだか………また大変なことになったよな……。」
皐月の手を握り俺は歩きだした。
「ごめんね……。 私の家のことで巻き込んじゃって……。」
申し訳なさそうに俺にあやまりうつむいた。
「巻き込まれたなんて思ってないよ!!
皐月もしらなかったんだから皐月が謝る事じゃないよ。」
「でもいつだって……そうなの……。私の知らないとこでいつも先に色々な事が勝手に決まってる。」
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