「スタッフ集めとか…は自分も声をかけてみますが期待しないでください。」 嘆く星くんをよそに甲原は淡々と協力姿勢を示してくれた。 「最悪のこと想定して…自分達でも裁縫するくらいは考えていた方がいいよねー。」 「「えっ!! まじ??俺……そーゆうの無理だから??」」 本当に嫌そうに顔をしかめて拒否した星くんに微笑む。 「大丈夫!!私もできるし……。」 「お嬢様がするくらいなら私がします。」 私の発言に咄嗟に甲原が返した。