「でもすごい皐月の改造コーデステキ!!
また、星くんのコーデできたら画像送ってね。」


梓さんも皐月の身に纏う洋服をみて安心そうに笑ったのにヨウちゃんはかなり頬を赤らめて微笑んだ。

「じゃあ、また明日学校で………!」


車に乗った俺は窓ガラスから顔をだして梓さんと別れをつげた。



「梓ちゃん喜んでたね!!」


「そうだな…。」



嬉しそうな皐月をみていつもの俺じゃないみたいで複雑な気持ちではあったけどひとつの目標に向けてみんなの気持ちが固まっていく絆を感じ胸の奥でほっとしながら甲原さんの運転でひとまずヨウちゃんの自宅にむかった。