「そーかあ………。そーだね……。」



私の言葉にヨウちゃんも納得して梓ちゃんをちらりとみつめたけど梓ちゃんは「じゃあ…」とだけ呟き私にセットが崩れた時の指示をして部屋を出た。


「まあーー!!高良くん!!
すごく感じ変わって更に格好いい!モデルみたいよー。」


玄関で鉢合わせした梓ちゃんのお母様黄色い褒められ私達は目を見合わせて確信してお礼をいって梓ちゃんの家をあとにした。


「よかったの?」

気まずそうにヨウちゃんが尋ねたのに大きく頷き「私、星くんのこと信じてるから…!!それより早く行こっ!!」って微笑みヨウちゃんの手を引き足取り軽く暗くなり始めた道を足早に進んだ。