「そーだったんだ……。」 「そんな顔しないでよ!! 星くんは皐月のこと好きだと思ってたよ。 でも…皐月が私の想いを知っていながら星くんと付き合うっていうのは予想外だったから実はちょっと安心したんだ。」 思いもよらないワードに驚いたまま尋ねた。 「安心………?? 」 私の聞き返した言葉に梓ちゃんはこくり…と頷く。 「だって、皐月が初めて自分で決めたことだから…きっかけは星くんがつくったのかもしれないけど…星くんと付き合おうって皐月自身が決めた事だから今は安心してるんだ………。」