梓ちゃんの真相に驚きながら思わず顔を赤らめたのをみて梓ちゃんはなおも続けた。 「もちろん。 今でも星くんの事好きな気持ちは変わらないよ…。 ただ、私が星くんのこと好きだって皐月が知ったら皐月は星くんのこと避けるだろうなって思ってたりもしたんだ。」 「梓ちゃん………。 もうヨウちゃんのことは好きじゃないの? どうして星くんのこと好きなの?」 梓ちゃんの言葉にずっと聞きたかった言葉を繋げた。 梓眉尻をやや下げながら二人を鏡ごしに眺めた。