「本格的な感じだね……。」 打ち合わせをする星くんとヨウちゃんをみながらブラッシングをする梓ちゃんに鏡ごしに微笑んだ。 「そうね……。 ねえ……。皐月……。 星くんと付き合うことにしたんだね…。」 梓ちゃんの言葉に痛いとこをつかれた。 「うん…………ごめんなさい。」 「謝んないでって……私だって悪いんだし!! 私、皐月は星くんの事好きなのかな?って思ってたよ。 だから……皐月に電話で星くんの事好きになっていいか聞いたんだ。」