みんなそれから時計ばかり見つめる。 「そーいえば……皐月ちゃんもご兄弟いらっしゃらないのよね? やっぱり…将来は、お婿さんにきて頂くご予定なのかしら?」 梓ちゃんのお母様から星くんが話かけられて一瞬私に目配りしながら答えた。 「うちはまだ…そこまでは……また中学生だしどちらかというと進学を考えている段階ですし…梓ちゃんは何か進路の事いってました?」 甲原に散々ピアノのレッスンさせられてますとは言えないので無難な進学という形で話をまとめてくれた。