買い込んだ荷物を3人並んで梓ちゃんの家にたどりつく。


「なんか敷居が高いね……。誰がインターホン押す?」


そっからまずつまずき…結局は女の子が無難だろって事になり星くんがインターホンを押した。


ピンポーンと軽快な音なのに私達3人は重く緊張が走る。


やがて………。


「はい……。 」


女性の声がインターホンから響いた。


「あの湯元と申します。
担任の先生からプリントを預かってきまして
梓さんいらっしゃいますか?」


「ええ……。それが、ちょっと出てくるっていったまま戻ってこなくて………あっ、よかったら上がってまってらしたら?今開けますので……。」