月明かりに照らされた星くんは私の体のまま真剣な目で睨まれると私は逃げ場も失いペタン…と崩れ落ちるのとそのまま壁に手をつけたまま星くんも身を屈め視線が重なったと同時にそのまま唇が重なる感触を感じた。 「やっぱり泣いてたんだな…!! 人の瞼こんなにはらしてさ………!!」 温かい唇の感触のあと照れ隠しするように星くんは私の額に自分の額をおしあてた。 「どうして…… こんなことするの?? 私………初めてだったのに ……………!!」 それが初めてのキスの感触で動揺しつつ涙をこぼした。