皐月のお祖父様は俺の手を力強く握りしめたその言葉が胸を突き刺した。 「会長ーーー。そのお話は何度もお断りしたはずです。」 鍵盤をひく手をとめて甲原さんは皐月のお祖父様に淡々と断りをいれた。 「甲原………隠さなくてもよい。 そなたが…皐月の事を大事につかえてくれているのはわかっている。 お前なら安心して皐月を任せられると言うことだ。」 皐月のお祖父様の言葉に今までの甲原さんが皐月に対して接してきた場面が回想された……けどそのたびに心がズキズキといたんだ。