なるほど………金持ちも大変なんだなーと感じながら相槌を打ちつつ話をきいた。 「それに……死ぬならここでと決めていたんじゃ!! あっそうじゃ……皐月!!この別荘をおまえにげよう。」 「えっ!?」 そんなおもちゃ感覚で別荘まるごとやる感覚がわからなくて尻込みしてしまいなんと言葉を返していいかわからずとりあえず苦笑いした。 「ここは……思い出がつまった場所だからな…。」 皐月のお祖父様は窓の外で揺れる樫の木を見て感嘆をこぼした。