「でも……俺……。剣道やったことないし……!! 」 急に怖じ気づくヨウちゃんに明るく笑顔を振り向いた。 「俺が指導してやるし……梓さんのことすきなんだろう!! なんとしても負けるわけにはいかないよ!!」 ニッ…と白い歯をあわせておどけてみせたのを横でみていた甲原さんに咳払いして諭されたけれどヨウちゃんは俺の言葉にごくりと生唾とともに飲み込み頷いた。 「高良くんは、梓のこと? いや皐月ちゃんのことどう思ってるの?」