「しかし困った展開だよねー。
第一…今の君達の状況からして受験までの賞味期限まで魔法の粉の効果があるだろうし気まずいままお互いの生活を送らなきゃならないし…やはり早く解毒剤の作用について早急に解明させなきゃなー。」


顔を渋りながら腕をくんだDr.哲にうさぎ店長が頷く。


「そーだよなー!! 俺達も身がもたないし第一皐月ちゃんだって今回の事は皐月ちゃんが一番辛いよねー。
星くんに想いをよせてるんだろう?」


「星くんに想いなんかよせてません!!」


うさぎ店長から切り出された言葉に思わず向きになって否定するしながら胸がチクリと傷んだ。