授業が始まり私は星くんの教科書とノートを開く。

「…………クスッ。」


綺麗にしたためられた文字なのに所々…文字かが揺れていたり途中から並々に歪み直線を描いていたり特徴的な書体が書き込まれていて微笑ましくなると同時に高揚していた焦りもかきけしてくれた。



星くんに会いたい―――――。


沸き上がる力と共に気持ちが心の中に温かく響いた。


あの日コンビニの外で寒かったけど一緒にプリン食べたあと…うさぎ店長の広告をもらってお店へと向かった。


その後、魔法の粉の入ったかぼちゃプリンを頭からかぶって私と星くんが入れ替わった。