二人のために何か出来ないかなあー!!とぼんやり考えても何かいい案ないかなー!!と知恵をしぼりつつ難しい顔で腕組みをして考えても浮かばす深い吐息をついていると後からツンツンと指で背中を押され思わず悲鳴をあげそうになるのをこらえて背後を振り替えると先ほどの男子生徒が悪戯な笑みを振り撒き胴着を指差した。


「お前……どうしたんだ? お前のとこの爺さんが届けにきたんだぜ!!
カバン忘れても胴着わすれるなんてどうかしてるよー!!
なんだ?もしかして好きな奴とかできたとか??」