―――皐月……今ごろどーしてるかな?

こんな事態になって俺だって戸惑ってるんだから…当然、皐月だってパニくってるよな…。


ノートにしたためられたの文字を見ながら皐月の事が心配になり胸の動悸が激しく高鳴り苦しくなった。


あいつ…泣いてないかな…。
すぐ泣くからな…。
そーだ…。
放課後、あいつの好きなプリン買って
道場にでもいってみるか…………。


胸の動悸はさっきよりも激しく高鳴り同時に
熱くなって戸惑いや不安を不思議にかきけしてくれた。


皐月の小綺麗にまとめられたノートにシャーペンで自分にたいしてなのかわからないけど“負けるな…皐月!!”としたためて授業に集中した。