ヒラヒラと小春さんの手で揺れる写真立てを見ながら手を伸ばした。 「「ちょっと見せてもらっていいですか?」」 お祖父様のご友人ときくと寄りいっそう興味が増す。 「「えっ??……いいけど~~~。」」 拍子抜けした表情で小春さんから写真立てをえけとりじっくりと目を落とす。 優しい眼差しで中央に腰かけるその女性の笑顔が記憶の長電話微笑むお祖母と重なる。 そのサイドを星くんの若い頃のお祖父様と紳士姿の男性が凛々しい姿で写っている。