「「えっ………!! でも………!!」」 俺を含めた梓さんもヨウちゃんの3人は思わず声をあげた。 「貴女方が知っているということは…お嬢様もこの事は知っているんですね。」 はあ……と思い吐息をつき眉間に皺をよせた甲原さんの形相に重く頷いた。 「昨日、皐月の携帯に留守電のメッセージが入っていたからそれで知ったんだけど…そのあともゴタゴタあったままだったからどう考えてるかはわからないけど…その事知ったら駆けつけたいと思うよ。」