梓さんの言葉にふんふんと頷きなが昨日留守電にかかってきたメッセージの内容を思い返した。 「「高良くん!!なんでそんな事までしってるの??」」 「「バカッ! 声がデカイよ!! 昨日、皐月の母親から連絡きて留守電のメッセージに伝言が残ってたんだよ……。」」 何気ない俺の言葉に驚いたヨウちゃんの声が異様に広い部屋に響き慌てて片手で口を塞ぎそのいきさつを話した頃…奥から重々しい扉が開く音がした。