「さあー!ついたわよー!!」
ヨウちゃんを自宅に送り届けた小春さんと私達は最初に訪れた道場である実家に再び辿り着いた。
さっきまで隣に星くんがいてくれたから心強かったけど…なんだか急に心細く思えた。
ーーーーーバンッ!!
道場の中を覗こうと戸口に手を当てたその時、いきなり大きな音が扉の向こう側に響いた。
「た……助けてくれ~!!」
力なく微かに開いた先に蒼白したDr.哲とうさぎ店長だった。
「Dr.哲!! うさぎ店長!!」
今にも死にそうな形相に驚いた私は二人に歩みよった時…………。
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