両者とも向き合い睨み合いが続く中その状況をみていた姉貴が話に乱入してきた。
「ひとまず…皐月ちゃんには…星の体で自宅にきてもらうしかないわよー!!
どう足掻いても見かけ重視で中身がわかるわけでもないしさー。
星は皐月ちゃんの体に欲情しないようにねっ!!」
「するかっ!!!!(怒)」
姉貴のふざけた言葉にイラつき怒鳴ったがニマリと意味ありげな笑いを浮かべて見せた姉貴に更にイラついた。
「皐月はそれでよくても俺はどうしたらいいんだよ?」
ふてくされ気味に口を尖らせて反論した俺の言葉に考えに耽っていた甲原は顔を上げた。

