甲原さんの言葉に俺達は今後差し迫る生活に伴う男女感の事情を気付かされかなり混乱する。 「確かに…今…体は皐月だけど中身は俺だしなー。 一番切実な問題は…着替えだったり入浴とかだよなー。」 「えっー!! ちょっと…!! それ私の体なんだから変な事しないでよー。」 頬だけ赤らめつつ蒼白した表情で俺に怒鳴った。 「するかよ――!! ――――ていうか俺の体にも変な事するなよな!!」 皐月の言葉にムッとした俺は…すぐさま言葉を突き返した。