「なあんだ……!! ピアノ弾けるんじゃない……!!」 蓮雪 梓の言葉に思いっきり首を横に振り否定する。 「い…いや…!! 俺…まったく弾けないんだよー!! 断言できるよ!! ちょっと皐月……!! どいて………!!」 ピアノの前に腰掛ける皐月を立たせ自分がピアノの前に陣取る………。 そして世にも恐ろしい『猫ふんじゃた』という楽曲を弾き始めたがあんまりにもひどい音色でその場にいた4人は耳を塞ぎ込み蒼白した表情で叫んだ。