お祖父様の思いがけない気配りに…私達は感極まり胸を詰まらせた。 「そっかあ…。 じゃあ…2人ともとりあえず車を車庫から出してくるから玄関で待っててもらえる? ちなみに…今、星はどっち?」 小春さんは私達2人を交互に指差して問いかけたのに星くんが小さく手をあげて合図した。 「良かったわね…!! 星…!! 入れ替わった子が美人で…………!!」 「ちょっ…ちょっと―!! 姉貴―!! 今そんなの関係ないじゃん!!」