「蓮雪って‥まさか‥梓ちゃんのとこに‥??」 留守電の身に覚えのない内容に‥私は慌ててスマホの電話帳を開き着信ボタンをBushした。 軽快なクラシックをロック調にアレンジした不思議な着メロが受話器から流れた後‥‥‥‥。 「ちょっと‥!!! 今‥どこいるのよ!!」 勢いよく聞こえてきた私の友人‥梓ちゃんの声に私は涙混じりの声をあげる。 『梓ちゃん~!!! 良かったーーー!! もう‥二度と梓ちゃんとお話出来ないかと思ったよー!!』