後輩の君と先輩の私









「っ私はっ!翔が、好きっ!!」











思いっきり叫んだ。




ああ、もう、校庭まで聞こえてたらどうしよ……




ほんと、恥ずかしくて死にそう…







「先輩……?」





私の行動に驚いたのか、涙が止まっている翔。





「翔が好きっ!大好きっ!大嫌いなんて嘘ですっ!!」





「え…先輩…?」





「本当はっ、翔、が、大好きなんですっ!!」






頬…というより体全体が熱い。