「はぁ…なんか飲もう…」 ポケットに手を入れて小銭が入っていないか確認してみる。 「お、ひゃく…ごじゅう…はち円!」 ラッキー♪ 朝パン買ったときのお釣りポケットに入れたんだった! 私はスキップしながら自動販売機がある外通路へと向かう。 「んー…春はまだちょっと寒いかも…」 外にでると少しだけ風が吹いていた。 「…ん?」 手に158円を握り締めながら販売機の近くまで来た。 販売機には先客さん。 上履きが青色だから…