後輩の君と先輩の私






はぁ…と1人廊下でため息をついた。





「………しつれーしまーす」




「お、若宮、呼ばれた内容はわかってるよな?」





基本無表情のおじさん先生。









「~であって…だからこそ~になるためには…であって…」





長い、長すぎる。




ボーっと突っ立ってる私と熱い気持ちで語っている先生。






「全く…ちゃんとやれよ?お前のために言ってるんだぞー?」





「へい……」




足が痛いです。



立ちっぱなしって結構辛いかも…






「じゃ、失礼します」