「んーむしろ自由で結構いいよ?なんにも言われないし?」 「ははっ、先輩強いですね」 「ほら、翔、もう暗いんだから帰りなよ」 気づけばもうすでに薄暗くなっている空。 「じゃっ先輩また明日♪」 「はいはい…明日はお弁当持ってきなよね」 もう2度と分けてあげない…! ふぅ…とため息をついてドアの鍵を開けた。 「ただいま」 リビングの電気をつけて鞄を置いてとりあえず晩ご飯の用意。