臨夢は、とてとてと二人の方へ行き
「苅野っちーなんか頂戴」
そういって手を差し出す。
「はぁ?! お前、まだ食うのか?
柊都のあの豪華弁当食ってよく胃袋に空きがあるな!!?」
ため息をつきながらも
唐揚げをあげる苅野はとても心優しい少年だ。
続いて
雨谷をじーっと見る。
「お、俺のも食う気か?」
若干びくついている雨谷。
だが
臨夢はへらっと笑い、
「蓮くんはちっちゃいから
いっぱい食べて大きくなりなさい」
と、頭を撫でる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…