ぐうぐうと寝る臨夢を見て 柊都と里依は同時にため息をつく。 数学の先生は、今にも 掛けている眼鏡のレンズにヒビが入りそうだ。 「いい度胸だな日渡。 よし日渡!!! 課題の問題を前にきて解いてみろ!!」 「...zz Z. う えぅ?! 何?!」 数学教師の大声でようやく跳ね起きる。 「もう一度言おう。課題を前にきて解いてみろ。」