「そう言われてもなー…」
「お話中すみません。
日野先生少々よろしいでしょうか?」
誰だコイツ…俺のクラスの奴じゃねーな
センセーとの話の途中に入ってきたのは
真っ黒な前髪を目が隠れるまでのばしていて暗いイメージを与えている
でもチラチラと見える目は引き込まれそうになるぐらいに綺麗にみえた…
「おー幸村!…あ、桐谷
お前幸村に勉強教えてもらえ!!」
「え?」
「日野先生、僕はいまいち状況を
把握できてないんですが…」
幸村は前髪のせいもあって表情が分かりにくいが
日野先生にいきなり言われた事に対して困惑しているようだった
「あー…こいつ桐谷和弥って言うんだけど
授業中寝るかサボってるから
次のテストおとしたら進級危ないんだ」
「なるほど、分かりました。」
「お!引き受けてくれるか!!
よかったな桐谷!
幸村は学年トップだから適任だ!」
と先生は一件落着!!とものすごいイケメンスマイルで言うと さっさと自分の仕事に戻っていった…
なんと生徒の扱いが雑なんだ…

