ほんとに、スキ?



「レモンティー二つください。」


近くの喫茶店に入った私たちは、

レモンティーを注文した。




するとありすが

「相談なんだけど……」



「うん。なに?」



相談内容を話はじめる。




「あたし、絢斗に嫌われてるかな?」


「なんで?」


「だってね、キスだって一回しかしたことないし……キス以上のことしたことないし……」


ありすは、絢斗くんのこと

本気で好きなんだ……


……可愛いっ。



「絢斗くん、きっと恥ずかしいんだよ。全然気にすることないって!!!
大丈夫。絢斗くんはありすのことぜったい好きだから。あたしが保証するー!!!」


と私はこたえた。