「み…ふゆ?」 今日は愁くんのお通夜。 私はこうちゃんと一緒に お通夜や行われる松山会館へ足を運んだ。 会場には、もう皆来ていて…… 唯一、愁くんが自殺だということと その自殺の理由を知っている飛沫は 私とこうちゃんを見て、 ……顔をしかめていた。 「白浜じゃん。」 少しだけ驚いて、そう言ったありす。 すると飛沫は…… 「実冬、ちょっと来いよ……」 私を呼び出した。