ほんとに、スキ?



……次の日の昼休み。



「ねぇ、愁くん。」


私は、愁くんを中庭へ誘い

私の決意を話した。



「そっか。わかった。」



私の決意を聞き終えた愁くんは


「じゃあさっそく、考えよう。」





と言って、


計画を練りだした。




こうちゃんを騙すことになるけれど。



それでも、

ただ私を見てほしかった。




お願いだから、

……助けてね?