「新しい恋……かぁー。できるなら、したいなっ……」 心の底から出た言葉だった。 早く、こうちゃんを忘れたい…… こうちゃんのことは、大好きだけど、 そう感じるのも事実。 「なら、応援するから!!!」 ありすは、そう言って 私の肩を叩いた。 それからチャイムがなり、 私たちはそれぞれの席へと腰を下ろす。 私の隣は、飛沫。