甘い密【おまけ更新中】

そう言うと、明くんは綺麗な眉をムッと寄せた。

あたしは、その表情をみて苦笑いした。


「この写真はただの記念よ?それに二人で写ってる訳でもないし…ね?」

そう言うと、明くんは両手を広げてきた。

あたしは小さく笑い明くんの腕のなかに収まった。

「今日の明くんは甘えたさんだね?……この写真みて、焼きもち焼いたの?」

そう言うとギュッとあたしを包み込んで、

「そうだよ、悪い?」