大好きなのは貴方の×××(仮)






「…ん」


まだ5時…


せっかく高級なんだから
もっと寝てるつもりだったのに…



近くに落ちているメモに
殴り書きされた文字。



《深めの怪我悪かった

ここで診てもらえ

ついでに泊まっていいから》




「あれ…裏?」


昨日は気づかなかったけど
裏にも小さく何か書かれてあった。




《080-××××-×××× カズ》



「番号…?」



どういうつもりで…?



カズ…って
何考えてるのか
全然わからない…



一応登録しておいた。