あたしの投げたボールは うまく和哉に当たったのに、 ボールが弾みで高く上がり、 本人にキャッチされてしまった。 「…」 う……わ、 最高に顔がヤバイじゃん。 あたしにしかわからないように 口角があがっている。 まるで、 かかったなお前。とでも言いたそう。